Emmie のスコットランド 日記 - Emmie’s Daily Life in W.
Scotland!
Hello from Ayrshire,
Scotland!
スコットランド・エールシャーから ”こんにちは!”
私がこちらにきてから しばらくは、 夫婦して “まめ男君”(夫の愛称)のお母さんのお家に居候させて
もらっていました。
なにせ 私がこっちのことをぜんぜん知らないので、姑も せっせと買い物等に連れ出して、バスの乗り方や
電車の切符の買い方から、どういうお店がどこにあるか等、せっせと連れて歩いてくれました。
まあ、嫁と姑なんて 万国共通(?) そりゃあ いろいろありますが・・・。 そこは それそれ・・・。
1.お家さがし (House hunting) 準備編
“しかし、 私達も いい加減に独立しないと・・・。” ということで 少しずつお家さがしを始めるのですが・・・。 これが 意外に大変でした。
人間どこに住むにしても たいていの場合は、お家を借りるか、ローンを組んで買わなきゃあいけません。
面倒くさがりやの私は 10年以上も東京で1人暮らしをしていたのに 自分でお家を買おうなんて
ちっとも考えたことがありませんでしたが・・。
2.まーけっと・りさーち(?)
“まずは 情報を集めないと・・・。“ ということで、毎週更新される不動産(賃貸・購入)物件情報の
掲載されている一覧表(こちらでは Property Reportと呼ばれているようです。) を数社から取り寄せて
場所と値段を見比べるのですが・・・。 こんな田舎なのに、賃貸が高いので ビックリ!
(グラスゴーから 電車で 35分位でる郊外なのに・・・。このすぐ向こうは 大西洋よ・・・。)
シャビーな1ベッド・ルームのアパートですら、 レントで 軽く月300ポンド以上する!
当然 光熱費や住民税とかは 別に支払わなければ ならない訳で・・・。
これは まずい・・・。
あせって賃貸から 購入の方にプランを切り替え? せっせと近所の不動産屋さんや、地元の新聞をチェック!
新聞は ニュースエージェント、スーパー、ガソリンスタンド等で 売っています。
地元の新聞をみてみると、不動産屋さんの広告が かなりたくさん掲載されていますので、相場を知る上でも
かなり参考になりました。
この辺りの不動産屋さんのホームページです。なにかの参考になれば・・・。
Goodfellow Ayrshire (エールシャーの地元不動産屋)
GSPC Property (Glasgow から郊外のこの辺りもカバーしています。)
あわてた私達は、毎週土曜日(このあたりの銀行でも、大きめの支店は 開いています。)に、まめ夫君の
給与明細書を持って、せっせと銀行を数行まわって、住宅ローンやお家の保険等の情報集めを始めました。
日本でも そうだと思いますが、こちらでも 給与明細書を元にして、いくらまでなら住宅ローンとして
貸してもらえるのか、銀行の方が 相談に乗ってくれます。
また私達も、銀行によって 若干住宅ローンの金利が異なること。
いろんな種類の返済方法がある事などをそこで学ばせて戴いた訳です。
しかし 担当者も 限られた30分位の間に、いろんな情報を提供しなければいけない決まりになっているようで、 洪水のように いろんなプランの長所と短所をまくしたててくれる訳である・・・。
しかも ご丁寧に スコットランドのアクセント付きで! 私は 半分以上 訳わからん状態に 陥ってしまう・・・。
しかし、そういう時は時間も限られているので、短刀直入にお願いするのである。
“幾らくらい借りたとして、Aプラン・Bプラン・Cプラン、それぞれ 頭金
○○%として、 XX年ローンで 月々幾ら返済すればいいの? ”
その一言で たいていの銀行の住宅ローン担当者は、コンピューターのデータベースをもとに、その時の
住宅ローンのレートで モデル・プランをだして、画面でみせてくれる。
そこで、“すみませんが、私 日本人なの。 まだ不慣れなので、プリント・アウトしていただけませんか?”
と言えば、たいてい返済方法ごとに月々の支払額が変わるモデル・プランを沢山その場でコンピューターから
印刷してくれる。これを嫌がってやってくれない銀行とは、それっきり・・・。
だって、高い金利をつけて返済するのは 私達なんだもの・・・。 ねぇ・・・?!
その後、ひととおり相談に行った銀行からのレターや、電話等によると、我が家は、まめ夫君の年収の3倍位
までなら問題なく借りれることになりました。 まずは 一安心!
また、住む地域や ベッド数によっても Counsel Tax の額が異なるらしく、それも 不動産屋さんや、知人等に
あらかじめ 幾らぐらいの額か聞いてまわって、電話・光熱費等も姑に聞いて、自分達で 予想をたてて、
だいたいの毎月の家賃やローンの支払い額の上限をきめました。
* Counsel Tax : 日本でいう住民税みたいなものだと私は考えています。
住むエリアや、寝室の数等で金額が決まるそうです。
またこの周辺では、上下水道料金も ベッド数で一律に決まっているため、Counsel Tax の請求書の
中にCounsel Tax と別枠で、しっかり上下水道料金が・・・。 そう、2つ一緒に払っています。
ここでは、日本のように住んでいる市役所や区役所に住民登録をしません。
学生も、定年退職した人達も基本的に払うことになっている様です。
また、現時点では まだ、自動的に給与から天引きされないシステムの為、自分たちから 住んでいる
地域のカウンシル・オフィスに直接出向いて、Counsel Tax の手続きと支払方法を選択する様です。
我が家は 一番簡単な銀行口座からの自動引き落としを選択しました。
3.実際に 物件をみてまわろう!
不動産屋さんにProperty List (物件情報)をもらいに行ったら、何曜日に物件情報が更新されるのか確認し、
その日のうちに取りに行くことをお勧めします。
郵送という手もありますが、やっぱり1-2日遅れるだけで 本当に欲しい物件が 無くなっちゃうことも
あるのです・・・。
スコットランドのお手軽物件は 早いもの勝ち?!のようです。
さて、Property List をみて 実際に 気に入ったものがあれば、その場で不動産屋さんに
“この物件を見せて欲しい。”とリクエストします。
↓
不動産屋さんは その物件が まだマーケットにあるのか?
(早いと マーケットにでて3日で売れる時もあるようです。)等を確認し、
先方の都合とこちら側の都合を 考慮して 、可能な限り お家を見るための時間を設定してくれます。
また先方の住所・道順をちゃんと確認しておきましょう。
↓
* 指定された日時に 先方へ出向きます。
* 新築でショールームがあれば、ショールームの人が鍵をもっています。
* 中古住宅であれば、現在のオーナーが お家の中を案内してくれます。
また、時間帯によっては、先方に不動屋さんの人が きたりする時もありました。
基本的に、チェックするポイントは 日本と同じだと思います。
周囲の環境・騒音の有無。これは 時間によっても多少変わると思いますので 時間を替えて 何度か周辺を
ドライブしてみるとか・・。
中古住宅なら、水周りとか、バスルームが2階にある場合は、その真下の天井に水漏れの跡がないか?
各部屋に コンセントの数が 必要なだけあるか?
暖房の有無と方式。(スコットランドで 暖房なしなんて 生きていけません。)
各部屋に1つは必需品です。
ウォーター・タンクの有無。もしあるなら タンクの大きさ。
(これが 小さくて、お風呂の後のシャワーが 途中でお水になったら悲惨でしょ?)
まあ、完璧なお家なんて そうざらにはありません。 よほどのお金持ちならいざ知らず・・・。
庶民は どこかは 目をつぶるしかないのです・・・。
4. もし 1度みて とても気に入った物件があれば・・・。
再度 早めに不動産屋さんに連絡をして 2nd viewをリクエストしましょう。この段階で、不動産屋さんも
そのお家のオーナーも、貴方が その物件にとても興味を持っていることを察してくれます。
よ~くみて、納得がいくかどうか信頼の出来るローカルの人に一緒に来てもらうなりして、がんばりましょう!
また、銀行にも 物件の写真等を見せて、この物件で確実にお金が借りれるのか、また保険に入れるか
(もし、大雨のため 床下浸水したお家だと お家の保険に加入するのがちょっと大変らしいです。)等
確認してもらうのをお忘れなく。
5. 本気で 欲しい物件と 出会えたら・・・。
ここからが “スコットランド式 ”住宅取得への道 なのよ~!
ちょっと気になるところは あっても、“ここは 目をつぶろう! あとで 修理・リフォーム出来るわよ。”
と覚悟を決めたら、いざ銀行と弁護士と再度調整に入りましょう。
そう、あとは 貴方の強い意志です。 でも 早まって 無茶はしないように・・・。
弁護士さんに、 A物件を購入する意志がある旨、不動産屋さんに連絡をいれてもらいましょう。
スコットランドでは 必ず 売り手と買い手が、それぞれの弁護士さんを立てて交渉します。
この弁護士費用は 住宅ローンとは また別予算ですよ。
“べ、弁護士~? えらい 大袈裟やなぁ~” と思いましたが、こうすることで
私達が 興味のあるA物件が、 私達の知らないところで 別の人に売られるのを 阻止できるそうです。
私達が 銀行と弁護士さんに再度あったのが、金曜日の午後でした。“じゃあ、 がんばりましょう!”と
固く握手した後、ほっと家路につく私達・・・。
しかし、波乱?は 翌朝 一本の電話から始まった・・。
不動産屋さんからの電話で、A物件が 今 3者から興味をもたれている事。
そして、今のオーナーが 来週の火曜日にでも締め切りたいと言っている事でした。
あわてて 銀行に電話をいれて、サーチ・レポートを依頼する。
この調査を元に、銀行は 住宅ローンを貸してくれる訳である。
“き、今日は 土曜日でしょ・・・。 弁護士さん 休みやわな~。”
“でも とりあえず 電話してみよ!”とまめ男君が 電話するが 当然 誰も電話にでない。
その足で 銀行へ向かいましたよ。 なんとか 月曜日までに サーチ・レポートを完了させてもらわないと・・。
ここで 銀行の 住宅ローン担当のお姉さんをPush, Push! 気の毒だけど こっちも 今度こそ
お家を GETしたいのよ~!!
月曜日は 朝から 銀行に電話しまくり・・・。 “レポート、ま~だ~?”
また、弁護士さんとも “幾らぐらいでいきましょうか?”と電話で相談。とりあえず お昼過ぎまで待って、
夕方にでも 弁護士さんの事務所で会う事にする。(銀行から徒歩10分位。)
そういっている間に、サーチ・レポートを書いてくれる調査員からの連絡が銀行に入ったらしい。
建物、立地等、ほとんど問題無し! 査定は 売り手の2回目の希望価格と同じだ。“やった!”
(物件情報の希望価格は、いわば 売り手の建前。誰だって 少しでも 高く売りたい訳で、2nd view の際に、
ちらりと打診して聞いてみたのだ。 建前と本音は いずこも同じ!)
入札すると決めたら! 締め切りまでに オファー・レターを出してもらおう!
その日の夕方、2回目の希望価格から どの程度 プラスするか等を 弁護士を交えて相談する。
私達とすれば、この額で ぎりぎりの線だと思ったが、姑と3人で (ちょっと早い前祝い?)夕食後
“姑から 弁護士費用は (まだあげてない)結婚のプレゼントにだしてあげる!”と言われ、
“いや、それは 悪いよ・・。 と言いつつも・・。
“弁護士に今すぐ電話して、その分 オファーレターに書く金額をあげてもらおう。”
それで だめなら仕方がない! 私達3人は それで やるだけやってみることにした。
ういた弁護士費用を プラスした金額で、入札することにしたのだ。
これで だめなら仕方ない・・・。 また、次を探すしかない。
スコットランドの物件は 基本的に 値切れません。 入札価格は 必ず 希望価格以上からです。
“オファー・レター (Offer letter)”この場合、買い手側の弁護士から 「幾らで購入希望」と書いた正式な手紙。
これを不動産屋に送り、売り手は、提示された金額を元に 高い入札額を提示した買い手に物件を売ることが、
一般的に多いそうです。
二日後の朝、まめ男君が、職場から弁護士事務所に電話を入れた時、彼の秘書から“たった今、連絡が
ありましたよ! おめでとうございます!”と言われて、“本当~?!!” まめ男君は 狂喜乱舞・・。
でも、周りにいた人々も 祝福してくれたそうです。 “やった~!”
6.銀行と弁護士さんと 最終打ち合わせ
住宅ローンの正式申込書にサインをし、頭金と弁護士費用等を自分たちの口座に振り込んでおく。
住宅ローンの担当者が、自動的に相手方の弁護士のところに お金を振り込んでくれることになっている。
それを聞いた 私は 最初不安になる・・・。 でも、彼女は なんと まめ男君の元教え子!
(エンジニアを辞めて2年間の教育実習のすぐ位に教えた子だったらしい。科目は “コンピューティング”)
本人は さーっぱり記憶になかったけれど、教え子の彼女の方は ばっちり覚えていたのだ!
支店長さんから その話しを聞かされ、“え~っ・・? 彼女 パソコンは ちゃんと使えますよね?!” と
聞いているところが 悲しい職業病・・・。
日本にも支店がある某大手L銀行にしては 、えらくサービス良いと思った・・・。
お家の保険等も そんなに悪くなかったのでセットで 加入し、ことあるごとに 電話したり
支店に行きますが、行員さん一同、困った時には よく面倒をみてくれます。
まあ、私達は この辺りでは 超がつくほどめずらしい スコッツと日本人のカップルなので・・・。
7.Scotsは 優しいのだった。
私達の場合は、まめ男君の同僚がいつも心配して 2nd view には 志願してついてきてくれました。
彼が お家やガレージのたてつけから、庭の敷地とその所有権うんぬん。(ヒョエ~。)
お家の中を隅々まで細かくチェックしてくれて、いろんなコメント(もし 買ったとしたら どこと、
どこを直して 幾らかかるとか。)を言ってくれるので、本当に ありがたいやら、予算オーバーするよ~・・。 みたいな・・。でも 引越の際も(平日の金曜日!)お休みしてわざわざ手伝いに来てくれました!
彼の家族(奥さんと小さい子ども2人)も翌日には 一緒に手伝いに来てくれるし。
Boys (まめ男君と同僚のR君)がバスルームのメンテをしたため、その夜は お風呂が使えず、結局は
彼らのお家で シャワーまで 使わせてもらったり・・・。 そう、丸々二日間、夜も10時過ぎまで
Boysは せっせと荷物の搬入後、DIYのお店で板を買ってきて、計っては 電気のこぎりで サイズを
あわせながら、板張ったり(今は しっかり収納スペースになってます。)、照明器具を取付けたり、
電気のスイッチを交換してくれたり(二人とも 大学では 物理・電気工学等を専攻してました。)
せっせとお家の補修をしていたのでした・・・。
私は せっせと大人向けに和食を作り、子どもは パスタ。食事や冷たいジュースを差し入れしたり。
R君の奥さんは あちこち掃除機をかけ・・。(私が 小児ぜん息持ちだったので 気を使ってくれたのです。)
Scots は 一見おとなしくて、とっつき難そうだったけれど、優しいのだった!
8.お家さがしは、やっぱり いずこも 大変でした。
私達が探していた時には、この辺、新築物件は そんなになかったですね。
この辺りだと、ほとんどは築50年前後なのです。
新しい物件は どうしても街中からみて、郊外に建っている傾向があるようです。
私が 簡単に徒歩で 街中に買い物に行ったり出来る位の距離で探すとなると、やっぱり大変でした。
今のお家の1つ前の物件も、とても 気に入っていたのですが、4者競合で 私達の入札額は2番目。
ちょっと無理して 多めの金額を提示したのに。 弁護士さんと3人して 落ち込んでしまいました・・・。
でも、あとあと第一優先権を取得したカップルが 何かの理由で辞退した為、私達が今のお家に引越しが
決まった後ぐらいになって べつの不動産屋さんから“どうですか?”と弁護士さんの所に連絡が入った
そうです。弁護士さんも、“彼らは もっと良い物件を手に入れましたから!”って言っといたよ!
って言ってました・・・。
この弁護士さん、銀行からの紹介でそのままお願いしたのですが、 まめ男くんと同じ大学の出身で
何かとアポなしても気軽に会ってくれるし、すごく助けられました。
お家を買うって ちょっと大変でしたが、いろんな人々と出会い、助けてもらって。
とても良い経験をさせて戴いたと思っています。
今のお家は 築7年のセミ・デタッチ(2軒のお家が1つの棟になっています。)で街中(High Street)から
徒歩10分位です。“
“都会っ子のえみには、絶対ここが一番良い!”とうちの姑も2nd view についてきて応援してくれました。
9. お ま け!
この通りに建ってるお家の子供達も すんごくかわいい!
引っ越してきたばかりの時、裏口から 子供たちが どたどた入ってきた時は さすがに驚いたけど・・・。
彼らのママsが たまたま 我が家に来ていたからであろうが・・・。
“おもちゃないの~?” って やって来た。 本当にかわいい!
もうすっかり馴れてくれた様で、先週は うちの玄関に子ども用のうさちゃんのチョコレートが2つ、
差し入れられていた・・。
やっぱり ここにお家を買って良かった!
えみ
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